最近、「マスター、ブログ見てますよ!」と、帰り際に声をかけて頂くお客様チョイチョイ散見されます。

そんなお客様に共通した同様の行動なのですが、酔ったお客様が私を凝視後、嘲笑し「ブログウケるー」などと言いながら千鳥足で店外夜の闇に消えていきます。

特に酒量が多く、脳内リゾートを構築する物質がMAXに達したお客様に見うけられる特徴です。
その理由のひとつは、これです、これ。

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月曜日から木曜日迄の平日18:00から22:00まで当店指定銘柄になりますが、ワイン10種類以上が試飲形式で飲み放題。当然、酒豪伝説の伝統後継者は18:00入店の22:00まで飲みましょう。それが正義というものです。


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ワインブッフェを楽しむ用意ができたお客様には、君主を待つ堅実な近衛兵のように整列したワインたちが、貴方を迎えてくれます。そして専用のワイングラス1脚が手渡されたら、今夜は酒の翼賛体制を無批判に追従し、受け入れる準備を心がけましょう。ここからスタートです。

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 夏の気配を感じるこの季節。先ずは、スパークリングワインでしっかりクールダウンしましょう。話はそれからだ。

1脚のグラスで複数のワインを楽しむコツは、スパークリングワイン→白ワイン→赤ワインなどのように薄い色から濃い色のワイン、香りの弱いワインから強いワイン等のように移ると効果的です。

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と、これまで一般的なワインの飲み方を記述してまいりましたが、簡明直截に申しますと、お好きなように飲んでいただいて結構です。オピニオンとは良くいえば意見であり、悪くいえば思い込み。朝まで生テレビを見ていると良くわかります。

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窮屈な監視社会の現代に、憤りを感じている進歩的文化人以外の方には受け入れて頂いているシステム、それが、このワイングラスについているリングです。

このリングは、アメリカの名誉勲章(メダル、オブ、オナー)に相当する。
名誉勲章受章者には、その階級に関係なく、敬礼を先に受ける特権を常に有し、このワイングラスのリング保持者には、当店から最恵国待遇の特権を有すのです。


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「ワインビュッフェの魅力とは何でしょう?」この疑問に対する私の回答は、例えば、それなりにお酒の好きな二人がテーブルを囲む時、フルボトル3960円でオーダーするか、同じ3969円でワインビュッフェにするのか?私なら歓喜し、その場でバック転してビュッフェを選択します。


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このワインビュッフェにコース料理を合わせるのも良し、前菜とメインだけでも良し、その日の気分で自分なりにカスタマイズしましょう。

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ワインビュッフェ、ラストオーダーの時刻頃になると、ビュッフェご利用のお客様は常に上機嫌だ。

「マスター、こんなに沢山飲まれたら赤字になっちゃうでしょう、キャハハ」と、このような状況下で、当店の財務状況を危惧して頂く心優しいお客様。

「いえいえ、大丈夫です。アンドレ、ザ、ジャイアントでも来なければ問題ありません」と返答。

「あっ、それ、知ってるウぃー、インド軍が、ヒマラヤでイエティーの巨大足跡発見したって、うっぷ、LINEニュースで見たよ、ウィーっ」夢の世界で完全にアンドレ、ザ、ジャイアント、とイエティーを混同しているようです。

最終22:00まで、現実でも夢の中でも、楽しいお酒を飲みましょう。

もちろん貴方には、最終オーダー時、グラスにたっぷり注ぐ権利も付与されております。